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未開封グルーはどこで保管をしたら良い??

グルー
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みなさんこんにちは!
まつげエクステ商材 Lashvista (ラッシュビスタ) のブログをご覧頂きありがとうございます。

 

グルーの保管方法や、使用時の適切な温度・湿度について。これらは、グルーの鮮度を保つ上でとても大切です。

 

色々な情報があり、何が正解なのか??と知識が混乱してしまっている事もあると思うので、今後一つ一つ解説していきます。

 

今日のブログでは、未開封グルーの保管についてを再確認して頂けたらと思います。

 

保管場所

Lashvistaのグルーは、未開封時も「冷暗所での保管」をして頂くように使用上注意として記載しております。

 

メーカーやグルーによっても、保管場所に関する注意事項は様々とは存じておりますが、弊社のグルーにおいては未開封、開封後とわず「冷暗所」でお願いしております。

 

未開封の場合は、常温で保管されているサロン様もあるかもしれませんが、Lashvistaのグルーにおいてはお避け下さい。

 

冷暗所と言われると、涼しいところを思い浮かべると思います。

 

細かな定義を念のため記載すると

 

冷所・・1℃以上15℃以下
暗所・・光の当たらないところ

 

サロンのある地域によっても室温は違うので、寒い地域であれば冬場は室内に置いておいても(暖房をつけていない場合に限る)影響はないと思いますし、反対に暖かい地域においては1年を通して冷蔵庫での保管が良いと思います。

 

ちなみに、冷蔵庫の温度は真ん中の部分が約3〜6℃、ドア付近は外気と触れる機会が多いので約6〜9℃程度が一般的だそうです。

 

グルーは、冷えすぎると硬化が鈍くなったり気化する恐れも出てきますから、ドア付近での保管がオススメです。

 

その際、必ず付属のアルミ袋にシリカゲルを入れて密閉し保管して下さい。

 

冷蔵庫に入れたら冷えすぎるのが心配・・という方は、アルミ袋をタオル等で包んでから冷蔵庫に入れると良いと思います。

 

未開封でも劣化するの??

未開封なら大丈夫!と認識されていることも多いですが、グルーは未開封であっても劣化します。

 

なぜか?

 

未開封グルーが劣化する理由をお伝えする前に、グルーが固まるメカニズムについてを理解する必要があるので簡単に解説します。

 

ゆっくりで構いませんので、ぜひ読みながらイメージをしてみて下さい。それでは行きます!

 

まずグルーが固まる際には、2種類の現象が起こります。

 

1つはアニオン重合。もう1つはラジカル重合。(この呼び方については、特に覚えなくても大丈夫です!2つあるんだー。ぐらいに思って頂けたら結構です。)

 

この2つの違いについてを簡単にまとめると・・

 

①アニオン重合
空気中の水分や、自まつげの水分と反応して固まること。私たち技術者にとっておなじみの「硬化反応」とイメージして下さい。

 

②ラジカル重合
光や熱によって、ボトル内でグルーが固まっていくイメージ。ドロっと劣化していくのをイメージして頂けたらと思います。

 

この2種類の固まる(反応する)働きがグルーにはあると思って下さい。

 

この事を一旦整理すると・・

 

未開封グルーであっても、保管方法によってはボトル内で②のラジカル重合が起こり固まってしまう恐れがあります。

 

これが、私たちに身近な表現で表すと「劣化現象」というわけです。

 

②のラジカル重合は、熱や光の影響を受けますから、Lashvistaでは冷暗所での保管を推奨しているわけです。

 

そのため、温度が高いところ、直射日光が当たる所は避けて未開封であっても保管場所には十分注意をして下さい。

 

まとめ

少し難しい話も出てきましたが、涼しい場所での保管を意識して頂ければ、グルーの鮮度は保てると思います。

 

実際に、弊社でも出荷前のグルーは専用の保管庫(10℃前後)で全て保存をしております。

 

私自身、サロンでは未開封・開封後ともに冷蔵庫での保管をしておりますが、これまでにグルーの劣化が早いとか、粘りが気になる等のトラブルは特になく快適に使えています。

 

グルーの鮮度は、保管方法が大きく左右しますので、いま一度再確認をしてみて下さい。

 

今日は、未開封時の保管場所についてを解説してきました!!

 

それではまた。

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